トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2018年12月25日 附属病院(本院)ホームページリニューアル
附属病院広報委員長 常喜達裕


 附属病院(本院)ホームページリニューアル骨子は、(1)患者・家族・医療関係者のニーズを捉えること、(2)オウンドメディア化すること、(3)マネジメントに活用できることの3点であった。
 病院ホームページ(HP)の大きな役割は、患者・家族の知りたい医療情報を容易に手にできるようにすることにある。そこで、今回のリニューアルでは、患者・家族のニーズをダイレクトに捉えることにした。その結果、設置されたものが「なにに困っていますか?」という症状検索システムである。頻繁にWebサイトで検索される医療に関する言語をデータベース化して、適切な診療科へ誘導できるシステムを構築した。また、これとは別に「病名検索システム」を構築し、適切な診療科に誘導している。二つの検索システムは、検索言語を蓄積することでマネジメントにも活用される。HPが病院の固定的な情報を公開するものだとすれば、オウンドメディア(OM)とは情報を不特定多数のユーザーに向けて発信するメディアと言える。OMの具体例として、今回、新たに取り入れたJIKEI MEDIAのような記事サイトが挙げられる。記事を作成しHP内の情報量を増すほど、HPが検索されやすくなる。つまりOMに掲載される情報が、インターネット上の患者・家族および医療関係者と病院とをつなぐ力となり、結果として、受診・紹介動機を醸成させる可能性がある。よって、HPをOM化することは今回のリニューアルに必須の要件であった。
 今後も我々、附属病院広報委員会および広報課では、慈恵医大附属病院(本院)の有益な情報を根気よく発信し続け、HPリニューアルの効果が一過性ではなく永続的なものになるように努力する所存である。

top