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東京慈恵医科大学同窓会

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2023年05月25日 井口保之教授 内科学講座脳神経内科担当
脳神経超音波学会理事長に選出される


 令和4年(2022年)6月に内科学講座脳神経内科担当井口保之教授(平5)は日本脳神経超音波学会理事長を拝命した。本学会は、昭和56年(1981年)に発足した日本脳・神経超音波研究会を前身とし、現在900余名の会員を擁している。脳神経超音波領域におけるわが国唯一の学会として、機関誌および刊行物(脳神経超音波マニュアル)発刊、認定検査士制度、さらに年次学術集会開催等により脳神経超音波の基礎・臨床研究と応用、人材育成に注力している。本学と本学会の絆はその発足まで遡り、第4内科吉村正蔵教授(第1回大会長)、第9代岡村哲夫学長(第13回大会長)、ME研究室古幡博教授(第19回大会長)をはじめ多くの同窓が参加している。歴代理事長には国立循環器病研究センター山口武典名誉総長、同センター峰松一夫名誉院長等、我が国を代表する脳内科医が名を連ね、その責務は泰山より重い。
 井口教授は、自治医科大学藤本茂内科学講座神経内科部門教授、日本栓子検出と治療学会(エンボラス学会)理事長と協力し、本学会とエンボラス学会の合流という大きな事業を成功させるべく鋭意奮闘している最中である。自身のキャリアを本学会とともに歩んできた井口教授は、本学会における活動から大きな学びを得たことに心から謝意を表し、次世代に還元すべく決意を新たにしている。本学同窓のさらなるご支援をよろしくお願い申し上げます。
(内科学講座脳神経内科 平10・三村秀毅記)

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