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東京慈恵医科大学同窓会

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2023年09月25日 宮崎市より特別大使が来訪−今年で22回目を迎える

 宮崎市教育委員会は、宮崎市「高木兼寛顕彰事業」の一環として、学祖高木兼寛先生の出身地である高岡町をはじめとする宮崎市内各中学校からの代表生徒と教職員を毎年、東京に特別大使として派遣している。
 この事業は、本学や成医会講習所跡など高木兼寛先生ゆかりの地を訪問して高木兼寛先生の功績と偉大さを学ぶと同時に、それを他の生徒、教職員に周知させることを目的としている。新型コロナウイルス感染症のため、4年ぶりの開催となり、今年で22回目を迎えた。
 8月2日、特別大使の他、宮崎市東京事務所副所長等が参加され計14名が来訪された。到着した一行は、松藤千弥学長、竹森重教授より、学祖高木兼寛先生の偉大な功績や、高木兼寛先生の遺志を受け継ぎ本学が進めている医学教育について聴講し、本学の成り立ちから現在の取り組みまで幅広く学習した。質疑応答では、高木兼寛先生の功績に関する質問だけでなく、本学に関する質問も多く、松藤学長、竹森教授より丁寧に回答がされた。
 一行は、学内見学として、学術情報センター標本館、高木兼寛先生の遺品や資料が保管・展示されている史料室、看護婦教育所発祥の碑、A棟正面玄関脇にある病院発祥の碑などを見学した。特別大使一行は、各見学場所での説明を熱心に聞き入り、ノートをとり、写真撮影をするなど、高木兼寛先生の功績を再認識したものと思われる。
 今後も、高木兼寛顕彰事業を通じて、本学と宮崎市との交流が更に深まることを祈念する。

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