トップページ

東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2023年09月25日 穆佐小学校児童を招待−今年で47回目を迎える

 学祖高木兼寛先生の出身地である宮崎県宮崎市高岡町の穆佐小学校の児童及び教諭の本学招待旅行は、今年で47回目を迎える行事である。毎年3日間の行程で行なわれるが、今年度は台風6号の接近により、令和5年8月7日から8月8日の短縮での招待旅行となった。今回は6年生の湯川瑛太さん・山口瀬菜さんと永田博孝校長、米直美教務主任の4名が来校した。
 旅程初日、一行は東京に到着すると、丸の内の東京會舘にて、松藤千弥学長、南沢享教授(アウトリーチ活動推進委員会委員長)らと会食した。午後には大学を訪れ、松藤学長より学祖高木兼寛にまつわる講話を聴講し、今も受け継がれている志や遺訓を学び、脚気の研究や、医学校、看護婦養成所の設立などの業績について理解を深めた。その後、学内の標本館、図書館、史料室、大学1号館の演習室等を見学の後、南沢教授の案内により細胞生理学講座研究室を訪ね、学祖高木兼寛の功績を改めて学ぶとともに、本学についての理解を深めた。学外では、銀座4丁目の「成医会講習所跡東京慈恵会医科大学発祥の地」周辺を散策した。
 2日目には、青山霊園にて学祖高木兼寛の墓参を行った。大学に戻り一同より松藤学長へお礼の言葉が述べられ、将来看護師を目指す山口瀬菜さんは看護師への思いを強くした。
 台風の影響により、児童たちが楽しみにしていた東京ディズニーランド、劇団四季の観劇は叶わなかったが、旅行を通して学祖高木兼寛そして慈恵大学について多くを学び、郷土が生んだ偉人の功績を胸に刻み帰路についた。

top