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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2024年01月25日 新年のご挨拶
東京慈恵会医科大学附属病院 院長 小島 博己


 同窓の先生方、教職員の皆様、新年明けましておめでとうございます。旧年中は様々な点で病院運営にご協力をいただきありがとうございました。2024年も慈恵大学病院の発展に邁進してまいりますので引き続きご支援いただきますようお願い申し上げます。
 附属病院は昨年3月に東京都より救命救急センターの認可を受けました。本年はより一層の充実を図り、一次救急から三次救急までの幅広い患者さんを受け入れ、社会に貢献したいと思います。
 医療はますます高度化・複雑化し、患者さんのニーズは多様化してゆきます。本学附属4病院はそれぞれの特色を活かしながら、全体として発展していくことが求められます。4月からはいよいよ医師の働き方改革が始まります。大学病院は臨床だけでなく教育、研究も同時に行なわなければならないという使命があります。皆の知恵を集め、仕事に対するモチベーションを保ちながら、労働の質と効率を改善し、様々な働き方を活用・支援するという慈恵らしい働き方の構築を目指したいと思います。
 3年の長い間、私たちを悩ませ続けた新型コロナウイルスのパンデミックも2類から5類になり、ようやく日常生活が戻ってきました。しかしながら病院経営は未だコロナ前の状態には戻っておりません。職員一人ひとりがどうすれば慈恵大学病院が、「かかりたい病院、同窓の先生方が、患者さんや家族・友人を紹介したい病院」になれるのかということを常に考え、努力してゆきたいと思います。同窓の先生におかれましては患者さんのご紹介を賜りますようお願い申し上げます。
 2024年が本学にとって飛躍の年になりますよう、また同窓の皆様にとって良き年になりますようお祈り申し上げます。

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