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東京慈恵医科大学同窓会

最新情報


2015年09月25日 石橋健一君(平2)
公益財団法人日本国際医学協会理事長に就任
創立90周年記念総会を主催


 日本国際医学協会は石橋健一君のお祖父様の石橋長英先生(獨協医大初代学長)が、医師の卒後教育と日独医学交流の推進を目的に大正14年に発足した伝統のある財団である。このたび、石橋君が当財団の六代目理事長に就任した。石橋君は旧第3内科出身で、米国UCサンディエゴ校へ留学後、現在は世田谷で診療所を継承されているが、糖尿病・代謝・内分泌内科非常勤講師として大学に貢献もしている。
 日本国際医学協会は国際治療談話会という年5回の総会と年5回の例会を通じて、全人的医療の向上と国際学術交流の推進のための活動を永く続けてきている。国際治療談話会では、最新の様々な医学・医療のテーマで講演が行われるが、医師は医学以外の幅広い見識も必要という創立者の理念に基づいて、医歯薬以外の名士による「感想」という自由演題の講演もあり好評である。
 今年、日本国際医学協会は創立90周年にあたり、記念総会が来る11月12日(木)に神田学士会館で秋篠宮同妃両殿下、駐日ドイツ大使のご臨席のもとで開催される。ドイツの方からは医療用ロボット、少子高齢化対策というテーマで講演があり、横倉義武日本医師会長と高久史麿日本医学会会長より、日本の医学研究と医療政策の方向性について講演が予定されている。同窓の先生で参加を希望される方は、日本国際医学協会のホームページを参照してください(http://www.imsj.or.jp/)。
 今後の石橋君のご活躍と財団の益々の発展を祈念いたします。
(慈恵大学常務理事・当財団理事 谷口郁夫記)

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